ちょっと唖然としたので書いておきます。
先日、知り合いが融資を受けている銀行に行った時、人件費のことなどの指摘を受け、「銀行は豹変するのですよ」と銀行員から言われたそうです。
いう事を聞かない、やらないのなら融資を引き上げるという意味でしょうね。脅しです。これが銀行の当たり前の考え方なのでしょうか。
金を貸したから支配できると考えているのでしょうか?
どうやら銀行にとってお客という存在はいないようです。ビジネスの世界ではお客があってこそ自分の商売が成り立つと考えるのが当たり前になっていますが、お客を脅すとは・・・。
お客ではなく自分の資産を減らすやつとでも考えているのでしょうか?
預金者に対して充分なサービスをしている訳でもありません。ネットではできない事が多かったり、普通に使うお客にはコスト的に合わない有料サービスだったり、お客の利便性から発想されたのではなく、自分たちのコストから発想されたとしか思えないものがあります。
彼等も商売だから損をしない事が預金者に対しての責任だと言うでしょう。でも一方で私たちが銀行にお金を預けても増えるというメリットはほとんどありません。
どんなに長期間利用していても、銀行からは何のアプローチもありません。(私が高額預金者ではないからでしょうけど)
でもこれも普通の商売では考えられない事です。普通に商売をしている者がどんなに固定客を欲しがっているか、銀行の人にはおそらく分からないでしょうね。
銀行はなかなか変えられませんからね。特に引落しなどの指定をしていると。
一度、口座を作ってしまうと、預金者は離れません。どんなに不満でも。そうして銀行は固定客が多いと勘違いし、預金者にほとんどリターンしないでよいため、預金者の金は自分の金という意識になり、客を脅すようになるのです。(ああ、そうか彼らにとっては「客」ではないのか・・・)
あまり書くと銀行からにらまれますね。中小企業には銀行しか資金調達の道がなかったりしますから。
それで銀行とはよい関係を作ろうとするのですが、銀行は私たちをお客などとは思っていないと分からせてくれた一言でした。