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「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去
「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去 - GIGAZINE

驚きました。グインサーガはもちろん、伊集院大介シリーズや古くは「ぼくらの時代」、魔界水滸伝など栗本薫氏の作品は若い頃特によく読んでいました。

30年以上も同じ物語を書き続けることができるその情熱と、魅力的なキャラクターたち、時代や舞台の設定などに、どきどきしながら読んでいたことを思い出します。次の巻が出るのが待ち遠しかった本の一つでした。

と、言いながらも、グインサーガは読み続けることができず、私は途中で止まってしまっているのですが、時々、外伝を買ってみたりしていました。この大きな物語も完結することがないのだなと思うと残念です。

ご冥福をお祈りいたします。


| 偏りがちな読書録 | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
探偵小説が読みたい
 私は基本的にミステリー好きで、読書はミステリーを中心にしています。(最近は時代小説も読んでいますが)

シャーロックホームズに始まり(それが最初だったかは忘れましたが)、ファイロバンス、エラリィクイーン、ブラウン神父、エ ルキュールポワロ、明智小五郎、金田一耕助、そしてもちろん御手洗潔と読んで来ました。もっとたくさん読んでいるのですが、記憶力が弱いので今、思い出せません。探偵というキャラクターを中心に読んでいるのですね。

どんな小説を読んでも、「どんでんがえし」と「明確な解決」を自然と求めてしまうため、小説を鑑賞する幅が狭くなっている恐れがあります。

探偵小説の中で、たまにロジックによる事件の解明が「美しい」小説があります。そのような小説に出会うと嬉しくなり、何度も読んでしまいます。

最近(と言っても数年前ですが)は、有栖川有栖の「スイス時計の謎」でした。読み終わって「美しい」と叫んでしまいました。(大げさですが)
なかなかこのようにロジックだけで事件を犯人を指摘するというスタイルの小説には出会いません。私が長編を中心に読んでいるせいかもしれませんが。

またこのような「アームチェア ディティクティブ」ならぬ「テーブル ディティクティブ」に出会いたいものです。誰か教えてくれないかなぁ。
| 偏りがちな読書録 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2008年おすすめ小説ベスト3

フランク・シェッツィング
早川書房
¥ 840
(2008-04)
コメント:久々に読んだSFっぽい小説でした。同時期に「ハイドゥナン」があり、両方とも楽しめましたが、全世界的なスケールということと、ハードSF的要素が強かったので、今回はこちら。

東野 圭吾
文藝春秋
¥ 660
(2008-08-05)
コメント:この作品が一番かな?トリックにも驚きました。何が起こったのか一瞬理解できないくらいでした。ガリレオシリーズの短編は読んでいたのですが、一般のガリレオイメージとは違う作品でした。読み終えて、横山秀夫の「半落ち」を連想してしまいました。

宮部 みゆき
新人物往来社
¥ 924
(2008-05-22)
コメント:宮部みゆきという人はなんてうまいのだろうといつも思います。特に読んでいて人物に愛着が湧いてくるのですね。それがほんの脇役であっても。
 少し前に「2008年のおすすめ小説ベスト3」は何ですかというテーマがあったので、遅ればせながら今年読んだ小説を振り返ってみました。

今年は全体的には時代小説のシリーズものを気楽に読むというスタイルが主でした。
でも、石持浅海さんの推理小説はベスト3には上げませんでしたが、収穫でした。また出版されると必ず買わなければならないと思える作家が現れたと思っています。

「扉は閉ざされたまま」
細かいところから鉄壁のトリックが崩れてゆく様が見ものでした。

「セリヌンティウスの舟」
ほぼ思考だけで事件の解明に導くという好きなスタイルの作品です。
| 偏りがちな読書録 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スティーブ ジョブズの流儀 その2
 アップルのデザインに対する考え方が書かれていて大変興味深いものでした。
アップルのデザインというと、シンプルという言葉がよく使われますが、使いやすくするために余計なものをそぎ落とし、考え抜かれたものだと分かります。
デザインの力が大きいと最初から気づいていたアップルであり、ジョブズだったのですね。

iPodコンプレックスに陥ったデザインの多いこと。他社の製品がそう見えてしまうほど、簡素で基本を全て押さえたデザインということなのでしょう。

あまりマスコミには出ませんが、アップルのディストリビューション能力や店舗運営についてもこの本は触れられています。
「デル」以上のものを目指そうとし、専門家を投入していることも新たな発見でした。

昔、「スカリー」も確かアメリオの本も、アップルの本も読んだことがあります。「スカリー」の中で当時のジョブズは散々に書かれていたような覚えがあります。
今は英雄ですね。しかし、企業の繁栄など一瞬のものです。

それは時代がどういう時代にあるかということが大きな要因になっているように思います。
製品がコモディティ化してゆく時代にはコストが優先され、物流や製造方法が重要になります。しかし今は製品の時代になり、 新しい革新的と思える製品が求められているのでしょう。
だからアップルがやっていることに注目が集まるのです。もちろん製品も素晴らしいものなのですが。

数年前はデルが最高の企業だとマスコミは持ち上げていましたよね。
求められるもののサイクルがあるということなのでしょう。このサイクルは常に巡るもので、製品イノベーションの次はまたオペレーションの時代が来るようです。そして、また新しいレベルアップした「デルのような企業」がマスコミにもてはやされるようになるのです。

大切なのは 自分たちは何が得意なのかを知るということなのでしょう。マスコミにもてはやされるために経営をしているのではないのですから。
| 偏りがちな読書録 | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スティーブ ジョブズの流儀
 アップルにジョブズが戻ったときには、色々なことが言われたと記憶しています。前CEOのアメリオを追い出したとか、アップルを乗っ取るつもりだったとか。

でも、この本を読むと、そうではなかったのではないと思います。ジョブズはアップルとは離れていたかったとの記述がありましたし、その場で社員をくびにするという有名なエピソードもなかったと書かれています。

でも、この本で嬉しいのは、今のアップルが描かれていること。今のアップルが何を求め、何をしているのかを垣間見ることができるような気がします。

以前、「スカリー」も読んでいますし、たしかアメリオの本も読みました。
アップルのことを書いた本も何冊か読みましたが、現在、マスコミで絶賛されるアップルが実はこのようなことをやっていて、このような体制で、このような人物がいるということを書いたものはなかったように思います。(ジョブズ礼賛が多いですね)

ジョブズがマスコミに言われているようには、「全権・独裁」を行っているのではなく、強力な「リーダーシップ」を発揮しているのだとわかる本です。

でも、ジョブズのように会社を経営できる人はほとんどいないでしょう。その点でこの本をビジネス書として読み、そのままジョブズのように実行しようとすると痛い目に合うのでしょうね。
この本はどん底から復活し、現在成功している稀有な会社のドキュメントとして楽しむのがいい読み方なのかもしれません。

| 偏りがちな読書録 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
土屋賢二はくせになる
 土屋賢二教授の本は年に何回か読み直してしまいます。
何冊か持っているのですが、どれが新しいのやら、古いのやらわかりません。
この土屋賢二という方、お茶の水女子大の文学部の学部長を勤めたことのある教授だということしか知りません。

ジャズピアノも弾かれるというのですが、本からはその実力が全くわかりません。

なぜ、最初にこの本を手にとったのかすら覚えていません。
新聞等で広告をみた覚えはありませんし、書店で手に取っているはずなのですが、記憶にありません。もしかしたら、買いたい本の隣の本をレジに持って行ったのでしょうか?
今では、本が出ると、必ず買うようになってしまいました。(文庫本ですが)
でも、何冊か持っているはずなのに、探すと必ず数冊しか見つかりません。記憶違いなのでしょうか?

ユーモアエッセイです。大笑いです。よくこんな屁理屈が言えるものだと感心してしまいます。
私も屁理屈な方ですが、この方にはとてもかないません。
この持って回った、思い切り遠回りする発言がたまりません。最後まで聞かないとわからない日本語の特徴を十分に使った表現の数々には、驚くやら呆れ返るやら。

面白いことを言う「お笑い芸人」はたくさんいますが、表現や論旨の面白さで笑えるというのはあまりありませんし、話を聞くこととは違う、本を読むことから得られる面白さ/笑いというものがあるということを強く感じます。

世の中に対する見方もさすがに哲学を極めた方だけあって、ひねてます。この方、本当にエッセイにあるとおりの言動を繰り返しているのでしょうか?大学教授としてそれでよいのでしょうか?他人ごとながら心配になります。

ユーモアエッセイとして、久々に大笑いできるものに出会いました。
昔、狐狸庵先生(遠藤周作)、ドクトルマンボウ(北 杜夫)などのエッセイを読んで大笑いしていましたが、久々に現れたユーモアエッセイの達人ではないかと思います。

もっともっと書いてください。私は必ず本を買いますから。(もちろん文庫本ですけど)
| 偏りがちな読書録 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の年間レビューと整理の話し
 11月になりました。今年も残り2ヶ月になりました。
今年も年間120冊の本を読んできましたが、そろそろ今年を振り返ってみようと思います。

今年はどんな本を読んだか覚えていますか?
私はタイトルと作者、読んだ日のみを記録しているのですが、全く内容を覚えていないものもあります。
この時期にはもう一度パラパラとでも読み直してみようと思います。

でも、これがどこに行ったのかわからないのですよね。
本の整理などしていないし、空いたスペースに積み上げているだけなので、妻がいつの間にかどこかに片付けていたりしますから。
(妻が片付けると、絶対に見つからないのはなぜでしょう?)

もはや本棚は満杯だし、片付けると言ってもどうしようもありません。ダンボール箱につめて押入れに押し込むという手ももう効きません。
「売りなさい」ときついお達しがあるのですが、どうも本を売ろうと思わないのです。

私の本はほとんどが本屋で買った時のまま、カバーがかかっています。
本棚にある本を見ると、その人の興味が想定できますので、あまり誰にでも見せたいとは思いません。
(別にいかがわしい本があるわけではないのですが)

カバーがかかっているため、本の整理がさらに面倒なものとなっています。
更に、本を整理しているうちに、気になる本が見つかったりして、読み始めます。
(読まなければいいのですが、これって一期一会だったりします。また、どこに置いたかわからなくなるのですから)

こうして本の整理は一向に進まず、こちらに積んでいた本をあちらに積むという「整理」で何か「やった」という気になっているこのごろです。
| 偏りがちな読書録 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本が高い!
最近、文庫本でも1000円近くするものが多くなって驚いています。
文庫本=気軽に手に取れる=たくさん読めるというのが私に昔からの認識でしたから。

新聞などで紹介される本が面白いと思っても、ほとんどハードカバー本で1500円から2000円以上します。そう簡単に買える経済状況ではありません。
文庫本が700〜800円し、ハードカバーは2000円近くするというのであれば、700円から800円の新書版が売れるというのもわかるような気がします。ほとんど均一の価格に安心感があるのでしょうか?(もしかしたら低コストなのでは?)

こうハードカバーが高くなってくると、ワンテーマの最近の(ネット)ビジネス本が1500円するというのは、この本で儲かっているのだろうなと思います。ネットを使った「本を売るためのマーケティング」が上手な人もいるので。

一般の本が高くなっている(ように思う)のは、著作権料が上がっているのでしょうか、本自体が売れなくなっているからでしょうか、それとも資源の関係?

普通、売れなかったら値下げしますが、新刊として出ている本が値下げされているのは見たことがありません。強気ですね(再販制度のためですが)。

本自体を作るためのコストが上がってしまって、その分だけ本の価格が上昇しているのだとしたら、「ディスカウント」の要望は必ず出てきます。
この場合のディスカウントは、中古本/古本として現れる場合と、電子化として現れる場合があるでしょう。

いずれにしろ、本の価格の上昇は電子化への移行を速めることになるのかもしれません。



| 偏りがちな読書録 | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「デッドライン仕事術」を読んで 2
 この本の中で「ワークライフバランス」という言葉が出てきます。
私も誤解していましたが、これはワークがライフの中に含まれているという考え方ではなく、ワークとライフを別のものとしてバランスを取るという考え方だということです。
(7つの習慣にも通じますね)

ワークが人生の時間のほとんどを占めてしまい、それでライフが充実していると思い込んでしまうのですが、本当に個人としてそれは充実しているのでしょうか?

この本の中で、休日を平日のハードワークの代償として「休憩」しまうのか、それとも自分の趣味や家族のために使うのかという言葉がありましたが、私自身も(だらだら)ワークの連続で疲れてしまい、単なる休養になっていることがほとんどだなと反省しました。

「ワーク」と「ライフ=私生活」を別のものと考えて、両方を充実させるためには、毎日の効率を上げなければならないという考え方にもうなづけます。
だらだらした残業をして疲れてしまっては、「ライフ」影響がでますよね。

全ての仕事に締め切りを設けて、ひたすら仕事の効率を上げること
ワークとライフ、各々の充実を図ること
即断によって会社全体のスピードアップを図ること
これらの言葉が気になる人は、この本を読んでみるとよいのではないでしょうか。
| 偏りがちな読書録 | 22:52 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
「デッドライン仕事術」を読んで
 この本を読むと、自分の生産性は高いのか?と考えてしまいます。私もだらだらと残業しているだけなのかもしれません。

仕事上でほとんどの検討事項は、今決断できることだと改めて気づきました。
決断を先延ばしにしても、ほとんどのことは長く考えるわけでもなく、最初に考えたことと同じに結論だったりします。
(もちろん、本当に重要なこと、わからないことはこの限りではなく、長く考えなければならないこともありますが)

一般的に、今できる決断は今やってしまえというのが良いようです。
そのために、重要項目を考える時間をスケジュール化しておかなければ、小さな判断事項を集中して片付けることはできません。

この本の中の、全てのタスクに締切日を入れ、そのほとんどは明日までが締め切りにするという考えは私にとって新鮮でした。
また、人にものを頼むとき「急がない」と付け加えてしまうと、いつになるかわからず、結局催促することになるというのもうなずけます。

仕事は興味のある時、自分にとって新鮮なときに一気に取り掛かった方がよいアウトプットが出せるようです。
| 偏りがちな読書録 | 22:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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