AppleとGoogleって似たような会社なのかと思っていましたが、どうも違うようです。
Appleはテクノロジーの企業ではありますが、製品を中心とするライフスタイルを非常に意識した会社のようです。それに対してGoogleはテクノロジーの企業のように思います。
Googleは「より安価により広く」を求めるのに対し、Appleは「より楽しく、より深く」を目指しているのかもしれません。
全ての人にWEBをの考え(ではなく、WEBを整理しつくすだったと思いますが)で無邪気に拡大を続けるGoogleには独占禁止法の縛りだけでなく、今後は「脅威論」もついて回るようになるのかもしれません。
でもGoogleは無邪気に「これがあるといいよね」って考えて、次々とテクノロジーを投入してきそうです。いいと思ったサービスはどんどん食って(買収して)行くということから考えると、Googleには「無邪気なまでの拡大欲」があるようですね。
こどものように無邪気だというところが恐ろしいところで、そこから既存のサービスなどを破壊して行く力や技術が生まれてくるのでしょう。
Googleが音楽やスマートフォン、OSと拡大を続ける中、MicrosoftはApple叩きなんてやっている場合ではないですよね。
もう少しMicrosoftの検索エンジンBingのシェアが大きければ、そしてAppleとGoogleの関係が冷え切ってしまえば、AppleとMicrosoftの連合なんて出てくるのかもしれません。(まあ、企業文化の違いで現実的な話ではありませんが)
でもApple側にとってはGoogleが第二のMicrosoftみたいなものになる可能性もありますよね。